成長期は、身体の代謝が活発になり、排泄器官の一つである皮膚に負担がかかり、顔などに炎症が起きやすくなります。
又、成長期を過ぎてもホルモンバランスが乱れることで、再び悪化することがあります。
市販の塗り薬を試してみたり、洗顔料や化粧品を変えてみても改善しないという方には漢方薬がおすすめです。
飲む薬と塗り薬、そして専用の石鹸もありますので、総合的なアプローチで改善することができます。
尚、食生活、睡眠などを見直すことも大事なので、お話を伺いながらアドバイスさせて頂きます。
新型コロナ禍でマスクをしているせいか、顔中にニキビが広がってしまったとのこと。
皮膚科やエステなどですすめられた軟膏や液剤などを使ってみると、一時的には良くなったりするものの、また酷くなったりの繰り返し。
ニキビや肌の状態を良くするには、身体の中から治すことが大事であることをお伝えし、
自律神経を整え皮膚の炎症を鎮める内服漢方薬をお勧めしました。
又、食べたものがきちんと消化され、便から体外に出さないと、皮膚の症状が悪化することを説明し、
排泄を助ける漢方薬も加えました。
服用を続けたところ、新たなニキビができなくなってきたことがわかるとのこと。
ですが、今すでにあるニキビやニキビ跡については、皮膚を修復する軟膏が必要です。
ですので、クマザサで作られた特殊な軟膏と、同じくクマザサでたせっけんをお持ち帰り頂きました。
クマザサのせっけんと軟膏を使ってみたところ、明らかにニキビの状態は良くなってきて、跡が目立たなくなってきたと喜ばれました。