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フレイル

蒲郡を一望できる五井山の頂上からの写真です。

令和5年1月2日、宮路山から五井山のルートを往復しました。

(ちなみに五井山にはパラグライダーを飛ぶ場所があるのですが、かなり前に妻とパラグライダーを飛んだ経験があります。)

 

 

当店は薬店ではありますが、座った状態でお客様のお話をじっくりとお聴きすることが多いので、私自身は慢性的な運動不足。

なので時々、こうして近場の山を歩いて筋肉量の減少を防ごうとしています。

 

皆様は「フレイル」という言葉をご存知でしょうか。

フレイルとは、「筋力や心身の活力が低下した状態」のことで、「日本老年医学会」が提唱しました。

 

健常な状態と要介護状態(日常生活でサポートが必要な状態)の中間にフレイルは位置付けられており、放っておくと自然に要支援・要介護になる可能性が高くなります。

 

ちなみに、フレイルの状態に至ると、7年間の死亡率が健常な人に比べて約3倍、身体能力の低下が約2倍という報告があります。

また、風邪などの軽い病気にかかったとき、症状が悪化しやすい傾向も。

ですが肝心なことは、フレイルは病気ではなく、あくまで「状態」ですので、そこから抜け出すことが可能であるということ。

 

抜け出すための方法を上げていきます。

 1.適切な栄養を十分に摂る

 2.運動により、筋力や能力の低下を防ぐ

 3.持病(慢性病)をコントロールする

 4.免疫力を上げる

 

まず、1と2についてはセットで考えなければなりません。

運動はたくさんすると良いと考えがちですが、摂取する栄養以上に運動で消費してしまうと低栄養状態となり、骨や筋肉が衰えてしまいます。

ですから、カルシウムなどのミネラル類や、筋肉や免疫力の元となるたんぱく質やビタミン等、それらをバランス良く、消費した以上に摂取することがとても大切です。

 

次に、3と4もセットで考えます。

症状を抱えているのに諦めていたり、免疫力の低下によっていざ病気にかかってしまうと、体調不良の期間が長引くことにより、筋力や気力の低下を招きます。

病気の辛い状態からは、出来るだけ早く抜け出すことを心がけましょう。

 

今辛い症状や、将来の健康に不安をお持ちの方は、藤堂自然薬舗にご相談ください。