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人の生死を分ける「免疫力」

先日、あるお客様とお話をした際に、「骨、血管、心臓」が丈夫であれば、長生きできますよ。とお答えしたのですが、もう一つとても大切なものを言い忘れていました。

 

それは、私たちの守りの要「免疫力」です。

 

健康で長生きする為には、この免疫力が欠かせません。

 

もしも免疫力が低下したり不安定になってしまうと、どういった病気にかかるのでしょうか。

 

代表的なのは、細菌やウイルスに関係する病気です。

ウイルスや細菌は悪いものというイメージがあり、排除しようと考えがちですがウイルスや細菌は自然の一部であり、私たちの体にも常に存在しています。

 

ですから、排除したり無くしたりできるものではなりません。

もちろん一時的に減ったり増えたり、バランスが乱れたりということはありますが。

 

それらが私たちにとって害にならないのは、私たちの体の免疫力が常に働いて、バランスのとれた状態を保っているからです。

 

「帯状疱疹」の例がわかりやすいかもしれませんね。

体の中に潜伏していたウイルスが突如として暴れ出すのは、免疫力の低下によって、抑えが効かなくなってしまったからです。

 

これまで五十歳以上の人がなりやすいと言われていたのは、年齢とともに免疫力が徐々に低下するからです。

ただ最近は、「帯状疱疹が若い人に急増」などというニュースも目にします。これは、若い人の中に免疫力が著しく低下している人が増えてきていることを意味します。

 

また身近なウイルスでいうと、コロナウイルスやインフルエンザなどがありますが、こちらも免疫力が大いに関係してきます。

 

免疫力が低下した状態と免疫力が保たれた状態、同じようにウイルスが侵入したとき、どのような違いがあるかを簡単に説明いたします。

免疫力が保たれた状態でウイルスが侵入した場合、免疫細胞がウイルスに目掛けて一気に襲いかかるのです。

 

ウイルスの勢い対して、免疫の働きが上回っていればいるほど、短期決戦で勝利する為、身体のダメージはさほど残りません。

 

一方、免疫力が弱っている状態で、ウイルスが侵入してしまうと、「負け戦」となってしまう、身体中に炎症が広がってしまうのです。

 

これがあまりにも酷い状態になれば最終的には死に至りますし、なんとか凌いだ場合でも「後遺症」として残ります。

これが「コロナ後遺症」と一般的には言われます。

 

また、ウイルスや細菌による害以外にも、免疫力の低下によって起こる身近な症状としては、「歯槽膿漏」なども挙げられます。

 

また、今や二人に一人とも言われる、「癌の発症」も、免疫力低下によって進行しやすくなります。

 

また、免疫機能がバランスを欠くことで、「自己免疫性疾患」を発症することもあります。

 

免疫は、私たちの体を守る大切な働きですが、正常な状態を保つことができなければ、力を発揮することができません。

 

免疫力が安定した状態を保てなければ、身体中で繰り返し炎症が起き、血管や五臓六腑にダメージを与え、その結果老化が早まり、健康寿命を縮めることになってしまうのです。

 

【免疫力向上・安定の為にできること】

・規則正しく、必要十分な睡眠時間を確保しましょう

・呼吸が浅くならないよう気をつけて、毎日深呼吸をしましょう

・栄養が不足しないよう心がけ、身体に悪い食べ物はできるだけ減らしましょう

・食事はしっかりとよく噛んで食べ、歯のケアを心がけましょう

・血液やリンパ液の流れが悪くならないよう体を適度に動かすとともに、身体の癖

 や歪みを正しましょう。

・医薬品(ワクチン含む)や化学物質の過剰摂取に気をつけましょう

・寒い時期はとくにお風呂につかり、身体を温めましょう

・悩み事は適切な人に相談するなどして、ストレスを溜めないようにしましょう

 

※身体に負担になるもの、お酒やタバコ、油脂類や糖類、化学物質や超加工食品などを、過剰に摂取してしまうと、肝臓や腎臓に負担をかけます。

 

逆に、肝臓や腎臓に負担をかけないようにして、肝臓に必要な栄養をしっかり蓄えることで、免疫力が安定し、ウイルスや細菌に強くなるだけでなく、アレルギー反応も抑制できるようになります。