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春は「肝」の季節

お店の相談机の横に、漢方の考えを元にした「五行関係表」をいつも掲げております。

 

大きな丸が5つ。

そこには、「肝」「心」「脾」「肺」「腎」という文字が。

 

それぞれに色がついており、肝は「青」、心は「赤」、脾は「黄」、肺は「白」、腎は「黒」となっています。

これは適当に色をつけているわけではなく、色と身体の臓器が関係していることを表しています。

 

わかりやすいのがお顔の色です。

例えば、顔がなんとなく赤っぽいと感じる人は、心(心臓)の機能が強く働きすぎて熱を持っている状態です。

あまり赤みが強い状態が続くと、心臓に負担をかけていることになりますので、注意が必要です。

 

また、黄色っぽい人は、胃腸や消化吸収がうまく働いていない状態です。

胃腸の調子が崩れているときは、顔色がくすんだ黄色になります。

僕自身はもともと胃腸が弱いので、黄色っぽくなりがちです。

 

顔が白い人は、肺や呼吸器の力が弱っている為、血色が悪くなっています。

また、寝不足や疲れで、気と血が不足している状態でも白くなります。

 

黒っぽいお顔色の人は、瘀血(血液の流れが滞ってる)の疑いがあります。

また、腎機能が衰えていくと、黒っぽくなりがちです。

 

青色は、こめかみに出る青筋をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

イライラや緊張、ストレスが溜まり、神経質になっていたりすると、こめかみだけでなく、眉間や目の下など、青くなりがちです。

そいうったときは、「肝(肝臓)」に負担がかかっています。

 

「肝」には、気の流れを整えて、生理機能や精神活動をスムーズにする働きがあります。

また、西洋医学においても、肝臓はとても重要な働きを担っていることがわかっています。

解毒や代謝、エネルギーの貯蔵、胆汁を生成し消化吸収を助け、コレステロールを生成します。

ちなみに、コレステロールは、細胞膜を作り、脳神経を保護し、ホルモンやビタミンDの材料になります。

 

また先ほどお話した「五行関係表」を見ると、5つの季節が各々書かれています。

肝は「春」、心は「夏」、脾は「土用」、肺は「秋」、腎は「冬」です。

 

よって今の時期は、「肝」の季節と言えます。

冬の間に溜め込んでしまった不要なものを、「肝」の働きで、外に出そうとします。

「解毒」や「代謝」の働きです。

その働きを助ける為に、春は青野菜がよく育ちますので、解毒の為にぜひ、食卓にも加えて頂くようにしてください。

 

また、春は卒業や入学、新年度が始まる環境の変化など、精神的な負担が増す時期でもあります。

初めての場所や人との出会いはワクワクする反面、とても神経を使うものです。

そういった目まぐるしさや気の疲れが、「肝」の負担となります。

 

また、暖かさが増して血の巡りが盛んになる季節ではありますが、血液が常に不足している「血虚」の状態の方にとっては、とても辛い時期です。

 

まずは補血(血を補う)ことを意識して、肝臓の栄養になる食べ物を積極的に取り入れてください。

血が不足している方や、肝臓が疲れている方は、牡蠣肉製剤で亜鉛や鉄分が豊富な「夢マリン」と、肝臓の働きを整えてくれる「夢三七」の服用を、おすすめします。 

 

また、肝臓の栄養が不足して身体が冷えている方には、肝臓加水分解物「コンクレバン」もおすすめです。

 

肝臓の働きは、免疫力にも大きく関係します。肝臓の調子が良いと、感染症にも強くなり、花粉症や皮膚症状のアレルギーも、悪化しにくくなります。

 

逆に、お酒を飲みすぎたり、ストレスを溜めすぎたり、食事が疎かになりますとアレルギーがひどくなったり、気持ちが落ち込んだりしてしまいます。

 

僕自身は今年に入ってから、夢マリンと夢三七を少しずつ、毎日飲むようにしていたり、風邪の予防にと、気になった時に瑞芝(LEM)を飲むようにしていた為か、今のところ花粉症の症状がほとんど出ていません。

 

この春の時期、体調が優れない、ドキドキしたりイライラする、気力が出ない、花粉症やアレルギー症状が酷いという方は、お早めにご相談ください。