● 副交感神経抑制薬(ベラドンナ総アルカロイド)
副交感神経の働きを抑制し、鼻汁の分泌を抑えます。
しかし、鼻汁の分泌が治まるのと同時に、唾液の分泌も抑えることで起こる「口渇」や、「眼圧上昇」「排尿困難」などの副作用が出ることが知られています。
● 交感神経刺激薬(塩酸プソイドエフェドリン)
血管収縮作用により、鼻粘膜のうっ血を改善し、鼻づまりを解消します。
しかし、鼻粘膜血管以外の交感神経を興奮させる働きにより、心臓や血圧に問題のある人、虚弱者などは服用に注意が必要とされています。
当店での、花粉症の薬と言えば・・・
『ホノビエン錠』です。
ホノビエン錠はアレルギー症状を改善するクロルフェニラミンマレイン酸塩などの成分に加えて、鼻炎症状を改善する6種類の生薬が配合されており、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどのつらいアレルギー症状を取り除いていきます。
尚、市販薬の多く使われている上記の副交感神経抑制薬と交感神経刺激薬は、共に使用しておりません。
その為、一番のメリットとして、『口が乾きにくい』という特長が上げられます。
口が渇いたとき、『何か飲みたい』と感じるのが普通です。
ですが、そもそも鼻から垂れる液体はどこからきたのでしょうか。
答えは、経口した水分です。
本来、大半の水分は尿で出るべきなのですが、体内の水分の巡りが悪く、なぜか鼻などから余分な水分が大量に出てしまったり、身体に水が溜まったりすることを、漢方では『水毒』と言います。
そのような体質の方が、水分を余分にとってしまったら、どうなるでしょう。
鼻炎を抑える為に鼻炎薬を飲み、口の渇きを増してしまうと・・・
鼻汁が出る → 鼻炎薬を飲む → 口が渇く → 水を飲む → 鼻汁が出る・・
この繰り返しです。
かと言って、口の渇きをただ我慢するというのも辛いですから、
トードウドラッグでは口の乾きにくい『ホノビエン錠』をおすすめしています。